おすすめの植木たち

おすすめ植物 宿根草 シュウメイギク編

 

グランドカバーにも!花に加え葉も美しい宿根草 ~シュウメイギク(秋明菊)~

 

 

 

  • 学名 : Anemone hupehensis var. japonica
  • 別名 : 貴船菊、秋牡丹
  • 科名 : キンポウゲ科
  • 分類 : 多年草(宿根草)
  • 原産地 : 中国、台湾
  • 生育後の高さ : 1~1.3m
  • 耐寒性 : 強
  • 耐暑性 : 普通
  • 日照 : 半日陰
  • 用途 : グランドカバー、切り花

 

 

 

シュウメイギクはこんな植物!おすすめポイントは??

 

 

1、大きな葉が早くから広がる

 

シュウメイギクの一番のおすすめポイント、それは花の美しさはさることながら葉の大きさとその広がりの早さです。

シュウメイギクは言わずとしれた秋を代表する草花。

学名からは日本原産のようですが、実は中国原産。

かなり古くに中国から日本に伝来し、それが京都の貴船地方で帰化。それがヨーロッパにわたり現在の学名につながったと言われています。

外国ではJapanese Anemone(ジャパニーズアネモネ)と呼ばれ欧米のガーデナーたちに愛され、その倒れにくい直立した茎がボーダーガーデンやシェードガーデンに最適!と有名ガーデンでも効果的に植えられているのをよく見ます^^

 

https://www.gardensonline.com.au/GardenShed/PlantFinder/Show_1371.aspx

 

https://www.gardenia.net/garden/a-long-lasting-planting-idea-with-grasses-anemone-joe-pye-weed-and-persicaria

 

今ではヨーロッパで品種改良され日本に逆輸入されている品種も沢山ありますよ^^

 

そしてそんなシュウメイギク、花はもちろん葉が良い・・・!

花ばかりが注目されがちですが、アウクバ的の一押しポイントはです!!

そう、葉が良いんです!!!!

 

冬に近ずくと宿根草は地上部、つまり葉を枯らして一見枯れてしまった??無くなった??という姿で冬を過ごします。

そして春になり暖かくなると新芽を土からにょきにょき出し、葉っぱを広げます。

一般的な宿根草だと、この展開の時期はだいたい4月中頃ごろ。

3月終わりや4月の上旬だと、宿根草が多く植わっているお庭はまだまだ寂しい状態です。

(そのために、この時期楽しませてくれるチューリップや水仙、クロッカスなど春咲き球根と組み合わせるのがお庭作りのコツ!!)

 

 

ちなみにこの写真は今年の3月末日のアウクバ、モデルガーデンの様子です。

大分宿根草が芽吹いてきていますがまだまだ土が目立って寂しい状況ですね。

 

 

4月の2週目になっても・・・

 

まだまだ寂しいです。

最盛期の背丈の4分の1くらいでしょうか。

宿根草が寂しい分、奥でチューリップとアジュガが頑張ってくれています。

 

 

しかし、そんな中・・・

 

 

 

おや??

右下に頑張っている子が一人・・・

 

 

そうです!!

これこそシュウメイギク!!!!

まだ他の宿根草がのんびーりと葉を広げている中、一人早春からせっせと大きな葉を広げ、早々にグランドカバーの役割を果たしてくれているのです!!!

ちなみにまだこの時期左上に植わっているギボウシは芽を出してもいません^^;

それからもいかにこのシュウメイギクの動き出しが早いかが伝わりますね!!!

 

ちなみにギボウシが展開した5月中旬頃はこうなります。

 

先ほどと角度が逆ですが、中央辺りにいるのがシュウメイギクです。

ここまでくると主役は斑入りのギボウシや、ちょうど見ごろの更紗ウツギになりますが、それでも大きな葉を広げしっかりとボリュームを出してくれています^^

 

このボリュームのお陰で、シュウメイギクの周りは地面まで光が届かないので雑草がほとんど生えません。

なんて素敵なメリット♪♪

 

この葉の展開の早さ、そして花の無い時でもしっかりボリュームを持たしてくれるこの葉こそ、私の考えるシュウメイギク最大の強みです^^

 

 

 

 

2、お庭が寂しくなる季節に花をつける

 

 

シュウメイギクは秋を代表する草花一つ。

白やピンクの優雅な花が秋のガーデニングに彩りを添えてくれます。

 

そしてその花の時期こそがシュウメイギクおすすめのポイント!!

春や初夏に咲く宿根草は沢山ありますが、秋に咲くものは意外と少ない。。

特に九州の様に暑いところになると、たいがい秋になると植物は疲れ果て夏からずっと開花!のようなことは少ないです^^;

 

そのため秋を彩るシュウメイギクはそんな疲れた?お庭の強い味方に!

種類によっては秋の早い時期、遅い時期、など開花期が色々なので、様々な品種を植えて秋のお庭を楽しむことも出来ますよ^^

 

シュウメイギク ロブスティッシマ

https://www.gardenia.net/plant/anemone-x-hybrida-robustissima-japanese-anemone

 

シュウメイギク エレガンス

https://www.gardenia.net/plant/anemone-x-hybrida-Elegans-japanese-anemone

 

 

 

 

シュウメイギクはもともと日本に帰化するほど、日本の気候で育てやすい強健な宿根草

ここ九州でも最近の酷暑をものともせずに大きな葉を広げ、秋にはきれいな花で楽しませてくれます^^

育てやすいビギナー向けの宿根草としてお勧めですよ♪

 

 

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