こんにちは!
今日は昨日の大雨から打って変わって良いお天気♪
日曜の小春日和で一気に新芽が出た植物たちも気持ちよさそうにしています^^
コンパクトなラッパ水仙も可愛い黄色でお庭に春を♪
チューリップの芽もだいぶ大きくなり、今にも開花しそうなジンチョウゲと花真っ盛りのクリスマスローズの共演♪
ロシアンオリーブの新芽も一気に芽吹き♪
お庭で一番に花を咲かせるベニスモモはつぼみの中のピンクがだいぶ目立つように♪
あ~春が近づいてきましたね♡
待ちきれないです^^
さて、話をもどして今日はメンテナンスのお話です!
木材のメンテナンス
私たちアウクバガーデンの庭は周囲を杉を使った板塀で囲っています。
ウッドデッキはセランガンバツというハードウッド材を使用しています。
そしてこの板塀とウッドデッキ、新規外構工事や庭作りを考えられているお客様が来られると「キレイ!私たちもこれを入れたい!」と言って下さります。
はい、自分で言うのもなんですが、良い味出してます。笑
特に板塀に関しては、一般的なアルミフェンスよりコストも抑えられ、見た目も素敵で、植物の背景としても抜群に相性が良いため大体デザインに取り入れるようにしています。
最近はアルミフェンスでも木調に見せているものも多いですが、やはり本物の杉板を使った方がずっとキレイ。
そして、自然素材の良さなのか高さを出しても圧迫感を感じにくいんですね。
裏側も板が見えるので隣家の方にも喜ばれます。
こんないいことずくめの板塀。
難点としてはただ一つ。
メンテナンス!
そうです、自然素材の宿命、メンテナンスが設置後は待ち構えているのです。。
木調のアルミ材を使うとメンテナンスフリー。つまり設置後の手間は基本的にはゼロです。
ここでどうしても悩んでしまう方がいるのが事実。
そこで、今回は実際にモデルガーデンで実施したメンテナンスの様子をお伝えしたいと思います!
まずメンテナンスの内容としては、木部に保護塗料を塗布する、という作業になります。
この保護塗料、実は設置前に一度、大工さんが木材を大きさに合わせて刻んだ時点で念入りに塗布しています。
屋外に設置するということは、雨風や湿度、カビ、紫外線など過酷な環境に24時間365日さらされ続けるということ。
自然素材である木材を守るためには、この保護材は欠かせないものなのです!
ただどうしても年月とともに剥がれ落ちてしまうもの。
そこで、数年に一度、保護材をきちんと塗りなおす、という作業が必須になるのです!
ちなみにメーカー推奨のサイクルは3~5年に一度。(キシダテコール メンテナンス)
私たちの感覚としても、大体これくらいかなあと思います。
あとは、使っている木材の種類や日当たり、風通しによっても変わってきますが、3年をひとつの目安にすると良いと思います。
まずは、塗料が他に付かないようにしっかりと養生をかけます。
養生テープ類はホームセンターでも簡単に手に入りますよ^^
通常のテープを使うと粘着力が高くテープの跡が残ったりするのでNGです!
しっかりと養生をかけると、あとはひたすら塗るのみ!
刷毛を使ってぬりぬり。
隙間も忘れないようにしっかりと。
ウッドデッキは裏側が塗れないので表だけ。
板塀は両面塗るのが理想ですが、隣地側で難しい場合は片面だけでも大丈夫です。
ひたすらぬりぬり。
修行のようです。。
ちなみに塗るのはもちろんですが乾きの早い晴れた日がいいです!
塗った後は念のため24時間は触らない方がベター。
次の日に雨が降りそうな日も流れてしまう可能性があるので避けてくださいね。
あと大事なこととしては、植物の背景になっている場合、ボリュームの少ない冬の方が塗りやすいです!
葉っぱがわさわさしていると塗りにくくて大変です!
さて、こうして塗り続けた結果がこちら。
まずはウッドデッキ。
塗布前。設置から3年半後です。南向きの日当たりの良い場所なので紫外線でだいぶ色が抜けています。
改めてみるとハゲハゲですね^^;
忙しく目安の3年を半年過ぎてしまった姿です。。
ただこのハゲハゲだったデッキが再塗装により生まれ変わり!!
お~!!!美しく生まれ変わりました~!!!!
続いて板塀は・・・
板塀も同じく3年半経過。
板の間にコケが生えかけていて、さらにはツタが這ったあとの気根がだいぶ目立っています。。
それを塗りなおすと・・・
コケが無くなりこちらも美しく生まれ変わりました~!
気根の後はまだ多少目立ちますが、遠目では目立たなくなり綺麗になりました^^
メンテナンス、と聞くとどうしても面倒くさそう、、、やだな、、、となってしまうのが人間の常ですが、数年に一度!と思えば何とか乗り切れるもの^^
板塀、ウッドデッキをはじめとする木材にはメンテナンスのマイナス点を上回るメリットがたくさんあるので、メンテナンスしながら大事に使っていきたいし、お客様にも使っていってほしいなあ♪と思います。
以上、長くなりましたがメンテナンスのお話でした^^