おすすめのフェンスの素材!アルミ?樹脂?天然木??
昨日のブログ(フェンスって必要?目隠しフェンスのお話)の続きです。
昨日は外構での目隠しフェンスの必要性とそのおススメの高さについてお話ししました。
今日はそんなフェンスの素材についてです。
今現在一般的にエクステリアとして使われるフェンスの素材としては、アルミ、樹脂、天然木の3つが考えられます。
(それ以外にもロートアイアン、スチール、竹などありますが、今回は目隠しフェンスの素材に特化しているので記載していません。)
では、それぞれについて見ていきましょう^^
軽くて経年変化に強い!ノーメンテナンスのアルミフェンス
アルミフェンスのメリット
まずは一番は何といってもノーメンテナンスで経年劣化が少ないということ。
これが他の2つの素材と比べての一番のメリットです!
フェンスは一度設置すると中々交換するものではありません。
そのため、変色や腐食に強いアルミ素材を使用すると、長期間美しいまま保つことが出来ます!
もちろん汚れは付くので、汚れたら洗うというメンテナンスは発生しますけどね^^;
最近では、メーカーサイドもアルミの劣化の少なさに自信があるのか、10年保証を標準オプションとして付けている、というのもあります。
10年以内に変色や錆び、劣化があれば無料で交換しますよ!というサービスです。
そこまでするということは、よっぽどその品質に自信がある!ということなのでしょうね^^
また別のメリットとしては、各メーカー揃ってフェンスはアルミ製が主力商品なので、デザインが豊富にあるということですね^^
アルミはその素材特性からシャープな直線的なものが多いですが、ルーバータイプだったり、採光タイプだったり、様々なデザインの中からお気に入りのものを選ぶことが出来ます。
アルミフェンスのデメリット
アルミフェンスのデメリットとして一番に考えられるのがやはり価格です。
安いものを選ぶとそこまででもないのですが、デザイン性の高いものだと他の素材よりも1.5倍~2倍ほど高くなってしまいます。
つまり、こういったシンプルなものだとそこまででもないですが・・・
木目調だったり、スクリーンタイプなどだと金額がぐっと跳ね上がります・・・
リクシル Gスクリーン
タカショー デザイナーズフェンス
ちなみにアルミを使った木目調フェンスについて少しご紹介。
一昔前はこれで木目調ってどうなの??というような、なんちゃって木目調(笑)でしたが、今の技術はすごい!
遠目はもちろん、近くで見ても悩むほどにそっくりになってきています!
どうですか?
次はより分かりやすいように、事務所の無垢材テーブルの上に並べてみました。
これだけアップでみても本物の木材と遜色ありませんね!
ただ、中を見てみると・・・
しっかりアルミです!
こんな風にプリントの技術はどんどん上がってきています!
以前はアルミフェンスの難点として、せっかく木目調を選んだのに嘘っぽい。。というのが挙げられましたが、今はこの点について心配はしなくていいのかな、と思います^^
お手頃価格でノーメンテナンス!ただ経年変化に多少難あり・・・樹脂フェンス
樹脂フェンスのメリット
樹脂フェンスのメリット。それはノーメンテナンスかつリーズナブルという点が挙げられます。
アルミフェンスでアルミ色(シルバーやブラックなど)を使ったフェンスを作る場合だと恐らくそちらの方が安くなる可能性は高いです。
しかも経年変化も少ない。
アルミで問題なし!!!!
ですが、アルミ色は嫌だなあ。。木目調のナチュラルな雰囲気で作りたいなあ、、という場合。
その場合には、樹脂フェンスという選択肢が持ち上がるでしょう。
樹脂フェンスとは、ポリスチレンなどで作った樹脂系素材で作ったフェンスのことです。
それに木粉や再生木などを用い天然木のように見せているものが多いのが特徴です。
基本的には木目調アルミフェンスの半分~7割ほどの金額でリーズナブルに作ることが出来ます。
なおかつ、メンテナンスの発生もなし。
アルミフェンスと同じような扱いで使うことが出来ます。
さてその気になる見た目は・・・
如何でしょうか?
上が一般的な樹脂フェンス。
木目調ではないものの、アルミフェンスに比べるとずっとナチュラルで柔らかい雰囲気を作ることが出来ます。
そして下がより天然木に近づけたリアルなモデル。
幹肌や節、さらにはササクレも表現していて、より本物に近いタイプとなります。
続いてはアルミと同じように無垢材のテーブルに並べてみると・・・
うん、近いですね!!
アルミに比べこちらの方が凹凸がある分よりリアルにはなっています。
そして横から見てみると…
先ほどのアルミと違い、中身がしっかりと詰まっているのが分かると思います!
中身は詰まっていますが重さは軽いですよ!
樹脂フェンスのデメリット
では続いて樹脂フェンスのデメリット。
それは、経年変化により白っぽくなりやすいということです。
1年後の変化を載せて変わりませんよ!といっているメーカーもありますが、1年で変化が起こらないのは当たり前です。笑
製造メーカーさん曰く、5年くらい経つと全体的に白けてきます、、とのことでした。
それがどの程度なのか、私たちでも資料がないのですが、アルミフェンスのように劣化無し!とは残念ながら言えないのが樹脂フェンスのデメリットです。
また、熱などによっても伸び縮みして多少ゆがみが出てきます。
ただこれはそのままではなく、また元に戻るのでご安心ください^^
また経年変化に伴う資料が手に入りましたらご紹介しますね!!
見た目はやっぱり一番きれい!ただメンテナンスに難ありの天然木フェンス
天然木フェンスのメリット
天然木フェンスの一番のメリット。それはやはり何といってもその美しさでしょう!
アルミフェンスにしろ、樹脂フェンスにしろ、結局天然木フェンスに近づけようとしている点からもそれは分かりますね^^
実際アウクバのモデルガーデン周囲にも天然木で作った板塀を張り巡らせていますが、それはそれはキレイです。
やはり、植物などの自然を彩るには自然の天然素材を使うのが一番、と思います。
時間が経ちすこしずつ変化していく感じも、これまた味で良い雰囲気を作り出します。
これは他の人工素材には真似できない良さですね!^^
上の写真はフェンスではないですが、こうした「味」が出るのは、経年変化した木材だからこそ出来る技です!!
そしてもう1点のプラスポイント。
それは、加工が容易ということです。
天然木を使ったフェンスは現場で大工さんが板を切り詰めながら作業します。
そのため長さや大きさ、幅など現場に合わせて自由自在に変更することが出来るのです。
これも木材ならではのメリットの一つですね^^
また、ちょっと雰囲気を変えたい時などはペンキで好きな色に塗り替えることが出来るというのもプラスのポイントですね^^
海外のガーデンでも定番のグリーンやグレー、それ以外にも自分の好きな色で塗り替えることが出来ますよ♪
ちなみに、アウクバではこの天然木を一番よく使います。
もちろんメンテナンスについては皆さんご承知の上ですが、モデルガーデンに設置している板塀を見ると、これが良い!!と決められることが多いです^^
写真で見ると実際どれもそんなに違って見えませんが、やはり実物となると、それぞれ異なってきますからね。
やっぱり綺麗ですね^^
天然木フェンスのデメリット
それはなんといっても、メンテナンスでしょう!
キレイに保って長持ちさせようと思うと、やはり数年に一度の塗装が必須!
その手間を楽しみと思うか面倒と思うか…
ちなみにこのメンテナンスに関しては、過去のブログにも書いてあるので詳しくはこちらでご覧下さい(ウッドデッキ・板塀のメンテナンス)
さて、それぞれ長短について書かせて頂きましたが如何でしたか^^??
外構フェンスを選ぶ基準としては、
メンテナンスフリーが良い!という方はアルミフェンス。
メンテナンスフリーが良いけど予算が・・・という方は樹脂フェンス。
メンテナンス気にしない!キレイなのが良い!という方には天然木。
ちなみに、仮に全て木目調で考えた場合、基本的に金額は、
アルミフェンス>樹脂フェンス>天然木
となりますよ^^
実際にサンプルを見ることも出来ますので、ご確認したい方はお問合せからどうそ^^