狭い庭こそおしゃれに!小さなスペースを有効活用する外構デザイン例 4選
海外のような広いガーデンに憧れつつも、どうしても広さに制限のある日本のガーデニング。
「敷地いっぱいに家を建てたので庭が無い…」
「お隣が近いので庭に出るのをためらってしまう…」
「リビングの正面にお隣の窓があるので日中もカーテンを閉めっぱなし…」
こうした悩み、よく聞きますよね。
しかし!!!
広い庭だと色々出来るけど、狭い土地だとガーデニングなんて無理でしょ?と諦めている方。
待ってください~!!!
狭いエリアこそ、スペースを生かしたエクステリアを取りいれると劇的に大変身!!
皆に憧れられる素敵なガーデンが出来上がりますよ♪♪
今回はお隣までのスペースが幅2.5mと仮定して、4パターンのデザイン例をご紹介します^^
参考にしてみてくださいね♪
幅2.5mのガーデンとは!?小スペースを生かす庭作り
まず幅2.5mのスペースとはどの程度でしょうか?
今回想定したのは、掃き出し窓の付いたリビング前のエリアです。
都会の戸建てだとここまでのスペースすら取れないパターンも多いかもしれませんが、福岡・北九州エリアだと住宅の庭のサイズとしては平均よりも小さめだと思います。
大体6坪ほどのスペースです。
イメージとしてはこのような雰囲気です。
外構までしなかった場合の住宅でよく見かけるパターンですね!
この場合、庭になる方にリビングやダイニングに接する掃き出し窓を付けたものの、実際はお隣の窓が気になり常にレースのカーテンを引いている…
そんな状態の方が多いと思います。
そして土はむき出しのままなのでいつも雑草に覆われ、庭があることすら鬱陶しく感じられ…
せっかくの土地なのに雑草まみれ。。
こんな何とも悲しいことになっているお庭もあるかもしれません。。。
ただ、冒頭にお話ししたように、小さなスペースこそ生まれ変わった時のインパクトは大きくなります!!!
そんな素敵なガーデンを作るためにまずは気を付けることを見ていきましょう^^
狭小ガーデンで気を付けること ①プライバシーの確保
まず一番気を付けないといけないこと。
それは何といっても目隠しの問題です。
狭小ガーデンは周囲とのスペースが限られているため、どうしてもお隣の存在が気になってしまうもの。
そのせいで天気の良い日でもレースのカーテンをいつも閉めている…
となってしまうと何だか寂しいですよね。。
そのため、気になる周囲の視線をしっかりカットする目隠しフェンスは必須アイテムです!
出来れば2m程度の目隠しフェンスを入れておくと安心ですよ!
狭小ガーデンで気を付けること ②植物の配置
続いてのポイント、それは植物をどう取り入れるか、ということです。
狭小ガーデンだと植物を入れるスペースを作るくらいなら他のことに利用したい!となるかもしれませんが、落ち着いた空間を作るのに植物の配置はマストです!
植物を取り入れることにより室内からも緑が楽しめ、更にはその葉っぱで地面に日光が届くのをカットするため防草効果もありますよ。
ただ気を付けることとしては、軒の下には植物を植えない。
そして、隣地との関係性が…という場合は高木をなるべく家側に植える。
ただしこの場合には、高木を植えない、という選択肢もあるかもしれません。
ただ全く無いのも寂しいので、その場合でも目隠しフェンスと同レベルの高さの樹木を取り入れることをお勧めします。
落ち葉は重力に引っ張られ落ちていくので、目隠しフェンスよりも遥かに高い、という場合でない限り日常的にお隣に葉が落ちることは少ないです。
ただ、枝が広がりやすい樹木は控える、成長が早いものも控える、といった配慮は必要です!
また、高木に関してはなるべく落葉樹を選択する、というのもポイントになります。
え??落ち葉を気にするなら常緑の方が良いんじゃないの??となりがちですが、
狭小ガーデンでは日差しを家にうまく取り入れることも大事となります。
そのため、夏の間はしっかり日差しをカットし、冬の間は光を室内に取り込んでくれる落葉樹こそが小さなスペースに高木を入れる際には必須となります!
ちなみに落ち葉に関しては、常緑だから葉を落とさない!というわけではありません。
個人的には、一年中こまめに葉を落とし続ける常緑樹よりも、秋にだけドバっと落とす落葉樹の方が落ち葉には神経を使わないかなあ、と思います。
デザイン例 4つのパターンでのアイデア集
それでは以上のことに気を付けてデザインを見ていきましょう!
まずはベースとなるものをもう一度。
こちらのデザインです。
まずはこれに花壇とウッドデッキをプラスしたデザイン例です。
奥側の掃き出し窓の前にリビングと同じ高さのウッドデッキを配置し、そのウッドデッキでベンチを作っているプランです。
目隠しで設置した板塀を背景に、植物がモリモリと茂り室内からもしっかり自然を楽しめる設計になっています。
ちなみに実際の施工例ではこちらが近いですので参考にどうぞ。
続いて、この花壇&ウッドデッキをベースにしてセイルシェードを付けたプラン。
セイルシェードを付けることで夏の日差しをしっかりカットし、さらには気になる2階からの視線も遮ってくれます。
小さなテーブルを持ってきて、お酒を飲みつつここで夕涼みなんて素敵ですね^^
ウッドデッキもリビングと同じ高さに設定しているので、室内がそのまま外に伸びたように感じられ、より室内も広く感じられますよ!
次は同じく花壇&ウッドデッキにアイアンのパーゴラを設置した例です。
こちらはもっとガーデニングを楽しみたい!という方にお勧めです。
条件次第ではバラに囲まれたテラス、という憧れのシチュエーションも可能ですよ^^
https://www.pinterest.jp/pin/178525572705587261/
最後のパターンは、ウッドデッキからタイルテラスに変更し、家付きのルーフを設置した例。
こちらの場合はポリカ製の屋根が付くので、普段は洗濯場に使うことも出来ますし、雨の時でも気にせずにお庭を楽しむことが出来ますね^^
雨ざらしにならないので、ちょっと高めのガーデンファニチャーも気にせず置くことが出来ます♪
如何でしょうか?
ほぼ同じデザインですが、取り入れるものを変えるだけでもこれだけイメージが変わってみえます!
ちなみに、最後のテラスver.の植物を抜いてみた姿がこちら。
うーん、、なんとも寂しい。
植物を抜いただけでこんなに物足りない雰囲気になるとは…
これだと、お隣は気にせず、さらに雑草取りも手間も減るかもしれませんが、お庭でくつろぐ…には中々ならないかもしれません。
緑、大事ですね!!!
最後に・・・
狭いから出来ない、と諦めず、今ある土地を最大限に生かして憧れの生活を手に入れましょう♪
使っていないその土地も、固定資産税のかかる高い土地ですからね。
おしゃれなエクステリアで活用、考えてみませんか??
以上、狭小ガーデンのデザイン例でした^^