こんにちは!
今日は暑い!!
暑い~~~!!!
と今からやってくる夏に向けて早くも心が折れそうです。。
今から30度を超えると一体8月は何度になるんでしょう^^;
さてさてそんな暑い一日、勉強も兼ねて北九州市にあるグリーンパークへバラを見に行ってきました。
320種 2500株のバラで包まれたバラ園
こちらのグリーンパークは大きな芝生広場やカンガルー園に、蝶々が舞う巨大温室、アスレチックにBBQ場と、北九州市民の憩いの場として長く愛されている公園です。
我が家も自宅から近いこともあり、子供を連れてしょっちゅうピクニックしに行きます^^♪
そんなグリーンパーク、実はもう一つの顔があり・・・・
バラ!
バラ!!
バラ!!!
が凄いんです!!!
2500株のバラが植えられているとのことで、バラ園に近づくと辺り一面に良~い香り。
バラの香りに包まれます♪♪
華やかですね~♪
私の好きなつるバラ系はまだ咲いていなかったのですが、今見ごろを迎えている種もたくさんあり、夢中でシャッターを押してしまいました^^
そんな中お勧めの雰囲気を幾つか紹介しますね^^
まずはこちら、“のぞみ”です。
こちらはあまり大きくならないバラで匍匐するように咲き株いっぱいに花を付けます。
どちらかといえば修景ばらのような雰囲気ですね^^
作出は1968年、作出者は小野寺透さんというかたで日本生まれのバラです。
ただ生まれた背景にはとても悲しい物語があり、第二次世界大戦の満州引き上げ時、わずか3歳で命を落としたのぞみちゃんという小野寺博士の姪っ子を偲んで作られたバラなんですね。
小野寺博士はこのバラにのぞみと名付けるときに、「二度と戦争を起こしてはならない」という願いも一緒に込めたそうです。
そんな悲しい背景のあるこのバラ、咲き始めはピンクがかっていて段々と白っぽくなり・・・
とっても大好きなバラで、いつもここで見るのを楽しみにしています。
実はモデルガーデンにも欲しいと思って探したのですが中々見つからず、よく似た“野の花(ののか)”というバラを植えています。
去年新苗で植えたものでまだまだ小さいですが成長が待ち遠しいです^^
さて次は、“アイスバーグ”
バラ好きの方には説明するまでもないくらい有名な名花ですね!
世界中の数々のコンクールで金賞を受賞し、3年に一度開催される世界バラ会議で栄誉殿堂入りしています。
毎年数多くの品種が生み出され続け、一説には10万を超えるといわれるバラの品種の中で、栄誉殿堂入りしたバラはたった16品種だけなのです。
それだけでもこのアイスバーグの魅力が伝わりますね!
フロリパンダ系統に属しますので、房咲きで数多くの花が一斉に開きます。
花もちも良く、四季咲き性も強く、さらには病気にも強い!
3拍子揃ったこのバラ、白の一般的なものだけでなく、枝替わりでピンクや赤、つるバラなどもありますのでお気に入りのものを見つけるのも楽しいですよ♪
そしてグリーンパークにはこのアイスバーグ、たくさん植えられていてアイスバーグの並木が出来ていました^^
作出国のドイツでは「シュネー・ビッチェン」と呼ばれるこのバラ。
実は日本語に訳すと「白雪姫」の意味だそうです。
とても可愛らしい名前ですね!
個人的にはアイスバーグよりも好きな呼び方です^^
つづいては“パフ ビューティー”
これも人気の品種ですね^^
アプリコット色のかかった柔らかい黄色。
なんとも優しい色味で私も大好きなつるバラの一つです。
そしてこのパフ ビューティー。
作出は古く1939年にイギリスで生み出されました。
そしてこの1939年という年。
ピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、ナチスドイツのポーランド侵攻を受けてイギリスがドイツに宣戦布告をした年なんですね。
そう、第二次世界対戦が始まった年です。
作出の月までは分からないので1939年のどのタイミングで生み出されたかはわかりませんが、このパフ ビューティーを見ると当時戦争の足跡をすぐそこに感じながらも
情熱を持ってこのバラを生み出した、そんなドラマを一人勝手に想像し胸が熱くなります。。
そしてこのグリーンパークでは、満開まであと一息!
濃い色をした葉っぱとうつむきがちに、なんとも繊細に大人っぽく咲いていました♪
続いては“フェリシア”と“ラヴィーニャ”の合わせ技!
ピンクの組み合わせ、王道ですがやっぱり可愛いですね♪
ザ・バラ!!といった雰囲気です。
ラヴィーニャは垂れるように咲くので、下から見上げると素敵ですね^^
さて、長くなってきたので残りは後半戦に・・・
明日またアップしますね^^