アウクバの外構工事・造園工事コラム

植物のお手入れ 水やり編

失敗しない水やりのコツとは?? 1年目はしっかり、その後はほどほどに

 

 

外構またはお庭のリフォーム工事が完了しお客様にお引渡し。

そこからいよいよお客様とお庭との長いお付き合いの日々が始まります。

そこでまず一番に大事になってくるのが水やり!!

お庭のメンテナンスは水やり抜きには語れません。

当然ですよね、私たちも飲み物なしでは生きていけないのですから、植物だって同じです。

水やりはお庭の植物たちにとって何よりも大切な生命線なのですからね^^

 

ただ、水やりは中々難しい問題です。

完璧な水やりが出来るようになるまでには5年かかるともいわれています。

品種や地域、日当たりによって適宜適切に水やり量を決めなければなりません。

水が無ければ枯れるのは当たり前ですが、水のあげすぎでも腐って枯れてしまします。(根腐れといいます)

この植物は水が好き!これは嫌いだから過湿に注意!など植物の特性ごとの細かいお手入れもとっても大事ですが、私たちアウクバガーデン的水やりの基本は・・・

「土が乾いてからたっぷり」、「根付くと夏以外は基本必要なし」です。

 

 

 

 

水やりにはメリハリが大事!

 

最適な水やりのタイミングとは? 目安は土が乾いてから

 

まずは一つ目の「土が乾いてからたっぷり」についてご説明します。

まず土は表面が乾いていても地面の中は思ったよりも湿っていることが多いです。

表面が乾いていても指を突っ込んでみて中が湿っていたらまだ水やりは必要ありません。

常に湿った状態の中にいると植物は最悪根腐れを引き起こし、最終的には枯れてしまいます。

 

(根腐れとは??これは説明しだすと長くなるので、別ページで詳しくご紹介しますね!)

 

ではその状態を避けるためには???

まずは乾いてから、そしてたっぷりと、です。

乾燥した土には思ったほど水は入っていきません。

ホースでシャーッと水やりしても2~3センチ下はカラカラのままのことが多いです。

つまり、水が常に地面の表面だけにある、といった状態ですね。

そういったことが続くと、植物は水を求めて地表近くに根を伸ばし、乾燥に弱い貧弱なものに育っていきます。

少々の日照りでも乾かない強い植物にするためにはしっかりと地中深くに根をはらすことが大前提です。

そのため、時間をかけてじっくりと地面の深いところまで水が入るように水やりをしてあげて下さい。

ポイントは「回数は少なく、一回の量は多く」です。

 

次は二つ目の「根付くと夏以外は基本必要なし」に関してです。

しっかりと地中深くに根を張った植物は少々の日照りでは乾燥しません。

自身の根っこからしっかり地中の水分を吸収します。

上記に書いた通り、根付いた後もあまり頻繁に水やりしていると根腐れが怖いですし、自分で水を吸収する力の弱い軟弱な植物が育ちます。

そのため梅雨明け後の7、8、9月の暑い時期を除いては降雨と朝露だけで基本的には十分です。

(注:ただ余りに温度の高い日が続く、雨が降らない、一年草、プランターや花壇等土の量が限られた所に植えている植物はこの限りではありません。

もちろん水生・湿地性の植物も含まれません。)

 

ただいくら梅雨明けまでは大丈夫!といっても、こんな状態になっていたら黄色信号ですよ~!!!

最近は4月、5月でも夏日になる日もありますからね!

葉っぱの先を観察してみて、元気なく萎れていたら大急ぎでお水をこれでもか!!!と上げてください!

上の写真の状態なら、急いでお水をあげるとまだ復活します^^!!!

 

 

 

植え付け後一年以内の植物の水やりのコツ

 

つづいて植え付けて1年以内の植物。

この植物たちの管理は要注意です!

植え付け直後の苗は根っこを切られた状態ですので水揚げの能力が著しく下がっています。

いつもなら土の中に少しの水でもあればせっせと集めることができますが、根っこを切られているので出来ないのは仕方ないですよね。。

 

そのため暑くなってからは毎日しっかりと、特に真夏は朝夕(朝はなるべく早い時間に)しっかりと水やりをお願いします。

11月を過ぎて寒くなってからは、常緑樹に関しては晴天の日が続き、地面が乾燥しているようなら水やりをしてあげてください。

落葉樹は葉を落として休眠期に入っていますので、そこまで神経質にならず大丈夫です。

そして冬季の水やりは日中までに。

夕方以降にやると水が凍ってしまい根を痛めてしまうことがあります。

 

 

ちなみによく暑い日に関して質問されるのですが、目安は25度くらいだと考えてください。

要は夏日です。

これくらいだと5月ごろでも超えることがありますよね。

夏日が続く、そしてその前後数日に雨が降っていないと要注意です!

急いで葉っぱの状態を確認してください!

 

 

長々と書きましたが、水やりの状況は植物の品種や日当たり、土の状態、その土地の風土によって千差万別です。

しかしこまめにお庭の植物を観察していると不思議と水の足り具合は見えてくるものです。

なんだか葉っぱに元気が無いような・・・

朝はピーンとしていたのに今見たら萎れている・・・

そんなときは危険信号!

しっかりとお水をあげてくださいね^^

 

正しい水やりこそが植物を元気に育て、そしてそれこそがガーデニングがもっともっと楽しくなるコツですよ♪

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