植えっぱなしでOK!春の訪れを告げる楽ちん球根、クロッカス
こんにちは!
今年はラニーニャの影響なのか寒ーい日が続きますね。
事務所でも連日池の氷が張り、ぶるぶるっと震えながら仕事に取り掛かる日々です。。
さてそんな中、クロッカスの花が寒空の下可愛く咲いていました^^
数年前に植えたクロッカスの球根。
植えっぱなしで毎年寒い寒しい時期に春の気配を連れてきてくれます。
このクロッカスを皮切りに、これからモデルガーデンでは様々な球根が春まで楽しませてくれますよ♪
スノードロップにブルーベル、ムスカリ、水仙、チューリップ、シラーなど・・・
たくさんの植えっぱなしOKの楽ちん球根達♪
今回はまずはクロッカスからご紹介!
- 学名 : Crocus vernus
- 別名 : 花サフラン
- 科名 : アヤメ科
- 分類 : 球根
- 原産 : 地中海、小アジア
- 生育後の大きさ : 3~5センチ
- 耐寒性 : 強
- 耐暑性 : 強
- 日照 : 日向、半日陰
- 用途 : 花を楽しむ
クロッカスはこんな植物!おすすめポイントは??
1、植えっぱなしOKで何年もお花を楽しめる
クロッカスは3月に最盛期を迎えます。
春咲き球根のなかではスノードロップと並んで開花の早い球根。
早咲きの品種は雪がまだ残るときから咲き始め、ヨーロッパでは古くから春の訪れる告げる花として愛されています。
そしてその品種数は園芸種だけで約80種ほど。
花色も一般的な黄色や濃い紫の他にも、白や、薄紫など、様々な色で楽しませてくれます^^
寒い時期から咲くクロッカス、育てるのが簡単な球根のなかでも特にオススメ出来るその理由は何といってもその手軽さ!
一度球根を秋に植え付けると、毎年毎年忘れた頃にポンッと葉を出し、手入れしなくとも可愛い花を咲かせてくれます^^
チューリップなどは花後来年も咲かせようと思うと掘り取って再度植え込む必要があるものの、この植えっぱなしOKのクロッカスは面倒臭がりガーデナーにとって強い味方^^!!!
何をかくそう、私もその一人。笑
よくチューリップの掘り取りを忘れ、秋に腐りかけた球根を発見し、あ〜あ、、となってしまいます^^;
放っておいても少しずつ分球して、花が広がっている強い球根、クロッカス。
その簡単さはガーデニング初心者の方にもオススメです♪
2、葉っぱが小さく目立たない
このクロッカス、そもそも球根自体がチューリップや水仙などに比べるとかなり小さく、一般的に2〜3センチの可愛らしいサイズです。
もちろんその分花も小さく控えめなのですが、他の球根に比べ何よりも大事なポイントが葉っぱが細く小さいこと!
これの何が良いかといえば、花後の葉っぱが気にならないという大きなメリットにつながります^^
実は球根類は、花が終わったあとも来年の養分を吸収させるため、葉が自然に枯れるまでそのまま残しておく必要があります。
例えばクロッカスの葉は細くて短いため、芝生のなかにあっても目立たず良い感じ♪です。
ちなみにクロッカスに比べると葉が長くて大きい水仙やムスカリ。
花後そのままにしておかないと、と思っても見栄えが悪くて困ってしまいますよね。
そんなときは葉っぱを結んでさっぱりとアレンジ!
https://laidbackgardener.blog/2017/06/04/garden-myth-to-make-narcissus-bulbs-ripen-knot-or-braid-their-leaves/
写真の他にも、葉っぱが特に長いムスカリなんかは三つ編みにするver.もありますよ♪
イギリスでは、クロッカスは春を告げる球根の代表選手!
芝生のなかに植えてナチュラルな雰囲気を作るスタイルが定番でした。
アウクバガーデンのモデルガーデンでも枕木の横にちょこんと植えたり、芝のエッジ部分に植えたりと勝手に生えてきた・・・風の自然な植え込みを作っています^^
チューリップや水仙といった主役級の球根に比べると地味さは否めないですが、植えっぱなしOKで花後の葉っぱの処理も気にせずに植えられるクロッカスはオススメの春咲き球根♪
可愛い花で春の訪れを教えてくれますよ♪