グランドカバーに!育てやすくマットに広がる宿根草 アジュガ
- 学名 : Ajuga reptans
- 別名 : レプタンス・西洋十二単・西洋キランソウ
- 科名 : シソ科
- 分類 : 多年草(宿根草)
- 原産地 : アジア
- 耐寒性 : 強
- 耐暑性 : 普通
- 日照 : 半日陰
- 用途 : グランドカバー、雑草防止、花を楽しむ
アジュガはこんな宿根草!おすすめポイントは??
1、グランドカバーに最適!育てやすくマット状に広がり雑草を防止!
アジュガの一番のポイント、それはランナー(地下茎)を出しながらどんどん広がるその育てやすさでしょう!
この育てやすさのおかげで、アジュガは今ではすっかり定番の宿根草ですね^^
入手もしやすく、園芸店やホームセンターなどでもお手頃な価格で入手しやすいです。
ランナーで広がるといっても、あの庭に植えてはいけないNo.1!のミントなどと違い、広がりが手に負えない!!というほどではありません。
ランナーも地中深くで伸びていくわけではなく、かなり浅いところで育っていくので増えすぎても簡単に除去することが出来ます^^
ちなみに、ランナー性のものには、前述したミントを始め、マルバストラム、ツルニチソウ、ワイヤープランツなど、庭に植えるのは危険!!!な植物もたくさんあります。
これらの植物を植えるときは自己責任のもとご注意ください…
マルバストラム https://hanavalley.exblog.jp/18904253/
さて話はずれましたが、アジュガは明るい半日陰を好むので落葉樹の下など大きな植物を植えにくいところにピッタリ!!
ちなみにその広がり方というと・・・
アウクバモデルガーデンで9センチの小さなポットを植えたのが3年前。
それが今は・・・
何株分でしょうか。笑
その時はせいぜい2〜3ポット植えた程度だったので、10倍以上に広がっています!
写真下の方はコンクリートの上でも広がっていますね。
土、無いんですけどね^^;
ただこのエリアはアジュガがしっかり密に広がってきたお陰で雑草はあまり生えません!
雑草を防止したい!となると、花壇や植栽の手前など高さを抑えたいところにアジュガを使うのはおすすめですよ♪
2、春の早い時期に花を咲かせ楽しませてくれる
2番目のポイントは、アジュガの花が咲く時期です!
大概の宿根草が、赤ちゃんのような新芽をやっと出した…という早春にアジュガはいち早く花を咲かせます。
一つ一つの花はせいぜい10〜15センチほどで、小さく地味目ではあるのですが、それが群生すると…
何ともナチュラルな良い雰囲気ですね♪
ちなみに、アジュガはこの時期以外は基本地面の高さとほぼ同じくらいで葉を広げるので目立ちません。
花が咲くと、あれ?!こんなところまで広がってる!と驚かされます^^
ちなみに、アジュガは日に1時間程度の日照でもしっかり育ちますが、花付きを良くしようと思うと、ある程度の日差しも必要ですよ!
まだお庭に緑が少ない時期にアジュガは一人で景色を作ってくれるので、寂しくなりがちな早春のガーデンに頼れる何ともニクいやつですね♪
こんな風に、植物の組み合わせを考える際、花の時期を合わせることも大事ですが、合わせ過ぎるとそれ以外が寂しい、物足りない…となりがちなので、バランス良くズラすことも大事なテクニックの一つです!
よくあるのがバラの庭。
バラの時期にお花を集中させすぎたばっかりに、その季節以外の楽しみが少なくなりがち。
いくらその時期が綺麗でも、それ以外の時も楽しめないとガーデンライフは充実しませんよね。
5〜7月初旬頃には見頃を迎える花が多い一方、抜けてしまいがちな真夏や早春、晩秋、冬に庭を楽しめる仕掛けを何かしら入れておくと、一年を通してガーデンニングがしっかり楽しめますよ♪♪
こちらも参考にどうぞ→お花でいっぱいの庭とは・・・??