ファイヤーピットの炎が暖かく照らすローメンテナンスのお庭
北九州新築外構
今回は新築外構のご依頼で、家回りぐるりのデザイン並びに施工のお仕事でした。
海外生活も長い、緑が好きなご家族で、スイスでみたファイヤーピットをお庭に置きたい!とのご依頼。
アウクバのモデルガーデンにも似たものがあるのですが、(こちらは横文字でファイヤーピットというよりは囲炉裏、というイメージです。笑)それを海外風にアレンジ。
ウッドデッキとの組み合わせでコの字型のベンチを周りに設置し、大人数が集まってもゆったりと座れるスペースに。
ファイヤーピットの側面は石貼りで高級感を出し、取り外しOKの蓋を設置し、火を使わない時でも机として使えるよう工夫しました。
打ち合わせも何度も行い、ご夫婦のご希望も私たちの工夫も盛りだくさんのファイヤーピット。
完成した姿をとても気に入って下さり、初めての火入れの時にはご招待します!との嬉しいお言葉も頂きました^^
またご夫婦そろってお忙しい方たちなので、お庭の緑も楽しみながらなるべくローメンテナンスで、というのを心掛け、ウッドデッキやテラスなど、ハード面を多めに。
奥様ご希望の芝も、芝刈りが年に一度でOK!というTM9を。
植栽も宿根草と常緑を取り入れながら、季節感+ローメンテナンス+いつでも緑が楽しむことが出来ます。
そして周囲にはしっかりと高さを出した板塀を設置。
1.8mの高さで周囲を囲むことによって、住宅地の中にありながらもプライベート感をプラス。
そして自然の杉板を使った板塀は高さの割に雰囲気も柔らかく、施工中お隣の家の方からも、「こちらにまで素敵な背景が出来たみたいで嬉しい」というありがたいお言葉を頂きました!
お庭で気持ちよく過ごすためにはプライベート感、大事ですね^^
玄関周りにも、裏の板塀と同じ板を使って門柱を板張りに。
足元が大判タイルを使った浮き階段でシャープな雰囲気にしている分、柔らかい背景としてナチュラルな雰囲気にしてくれます。
さて今回の外構工事は、家が建つ前から打ち合わせを開始することが出来、水栓やコンセントの位置、更には室外機の位置なども細かく指定することができ、非常に助かりました。
外構はどうしても後回しで考えがちですが、住宅の設計と並行して行っていくと、より庭を身近に感じることのできる素敵な住まいが出来るなあ^^と実感した現場でした。