石やお気に入りの植物に囲まれて、経年変化を楽しむ緑に囲まれた平屋の庭
遠賀郡新築外構
今回ご紹介するのは、緑に囲まれた平屋のお庭です。
ご夫婦がお話の中で何度も口にされていたのは、「ゆったりと大好きな植物に囲まれて暮らしたい」という思い。
その想いにぴったりな、日常の喧騒からそっと離れ、静けさが心地よく広がるロケーションに建つご自宅は、初めて伺った時から時間がゆっくり流れているような、なんとも心温まる空気がありました。
ただ、こちらのご自宅、とにかくお庭が広い!
「始めは自分たちでやろうかと思ったけど、、、とりあえず部分的に花壇だけお願いしますか?」とのこと。
そんなわけではじめはほんの数平米の小さなエリアのご依頼からのスタートでしたが、仕上がりを気に入っていただけたことで、その後も場所を変えながら追加工事のご依頼。
気付けば4度の追加工事を経て、結果的にお庭全体をデザイン・施工させていただくことに。
本当に長くお付き合いさせていただいた、大切な現場です。
まずはそんなお庭のビフォーから。
周囲にはタケが生い茂り、敷地内の法面は雑草に覆われ、ご自宅の周囲も真砂土や砕石で味気ない、そんな状態でした。
【Before】

そこで、「どんなお庭にしたいか」「どんな植物を植えたいか」「どんな暮らしをしたいのか」を弊社のモデルガーデンにも来ていただきながらしっかりヒアリング。
打ち合わせの中で印象的だったのが、「仕事を終えたらターシャテューダーさんみたいに、好きな植物に囲まれて暮らしたい」という奥様の言葉。
そこで、庭全体が「植物と暮らす家」になるように、お気に入りの植物をたっぷりと植え込み、季節ごとに違う景色が訪れるお庭を作りました。
メインのお庭には広めのテラスを作って、ご家族3世代集まってもワイワイ楽しめるBBQエリアに。
元々ある法面には、自然石の石組みで土留めを作り、海外の田舎のようなナチュラルな雰囲気に。
アプローチも、大きな天然石の乱形を自然な雰囲気で設置し、他とはちがう、より穏やかな雰囲気に。
家の周囲は東西南北にあわせ、そこそこの場所にあった適材適所の樹木や低木をうえこみ、宿根草も加えながらターシャ風も忘れずに・・・
石組みはブロックを使わずに自然石で、ラインも直線は使わず、なるべく全て曲線をいかしたラインで。
なるべく人工物を避け、自然素材でまとめた庭は、工事直後が一番きれいな状態=ゴールではなく、年月を経るごとに味わいを深める、「ゆっくりと育っていく」、そんなアウクバの考え方をそのまま形にできたお庭です。
完成したお庭は、いつお邪魔しても柔らかな暖かい空気が流れています。
洋風の素材ばかりではないのに、どこか海外の田舎に遊びに来たような、ラフでナチュラルな空気感が漂い、植物たちがのびのびと呼吸しているような印象。
ご夫婦の「好き」がたっぷり詰まった、そして植物も石も時間とともに育つ、そんな暮らしとともに風景が深まっていくお庭のご紹介でした。















