ウッドデッキをおしゃれに!使えて落ち着くウッドデッキのデザイン例
http://www.sgdawards.com/2014-shortlist-old/4585785852
前回のブログに続いて、今回はウッドデッキのデザインについて詳しく掘り下げていきたいと思います^^
前回はデザインに関しては、『全体の調和』が最も大切!とお話ししました。
ウッドデッキを単体で考えてしまうとどうしてもそこだけが浮いてしまいがち。
外構全体のバランスを考えて作りましょうね♪とお話しさせて頂きました。
でもそうはいっても、
抽象的でよく分からない…
つまりはどういうデザインが良いの???
と思いますよね。
そこで、幾つかのデザインパターンを作ってみたのでそれに基づいてお話していきたいと思います^^
ウッドデッキのおしゃれなデザインとは??デザインパターン変遷
まずはベースとなるデザインはこちら。
庭に面した側に掃き出し窓があるタイプの住宅です。
庭の面積は9×6mで約16坪。
少し広めですが、郊外の団地では比較的よく見られるサイズの大きさです。
設定としては、せっかく広めの庭があるし活用したい。
とりあえず芝を張ったものの、後は…どうしよう。。という状況です。
さて、このお庭がウッドデッキを取り入れることでどう変身していくか!
さっそく見てみましょう^^
1、デザイン性なくウッドデッキを置いてみた
まずはとりあえずウッドデッキを置いてみた!というパターンです。
長方形の一般的なサイズ。
デザインも何もない!というくらいシンプルです。
まあ、リビングからは庭に出やすくなったけど…のパターンで、きっとこの後もウッドデッキがあまり使われることは無いでしょう。
作って終わり!のパターンですね。。。
ちなみに、ウッドデッキの下は湿気防止のためのコンクリートを打っていますが、幕板を伸ばさないとこのようにコンクリートが見えて雰囲気ぶち壊しです。
ここも大事なデザインの一つです。
2、幕板を伸ばし、ウッドデッキを広げてみた
続いて、先ほどは丸見えで格好悪かったベースのコンクリートを隠してみたパターンです。
2つの掃き出し窓両方から出られるようウッドデッキも大きくしてみました。
ただ依然デザインは長方形のまま。
大きくて使いやすそうではありますが、面白みに欠け、庭全体の調和を考えた時もウッドデッキだけが浮いてしまっています。
これほどの大きさのデッキを作った割には何だか勿体ない…
そんなプランです。
3、前面にステップを付けてみた
続いてステップを入れてみました。
一般的にウッドデッキを室内と同レベルにしようと思うと400㎜ほどの高さになることが一般的です。
そのため階段が1段間にあると上り下りがぐっと楽になります。
今回はそのステップを前面に入れてみました。
階段そんなに広くなくても、、と思うかもしれませんが、長い場合には「階段」、というよりも階段自体が「低めの椅子」に変身します。
イメージはこういう感じ。
http://www.greenroofs.com/content/articles/115-A-Comparison-of-the-3-Phases-of-the-High-Line-NYC-Part-2.htm#.W1gVQtL7SUk
大人数集まってもシートエリアとして活躍しますね!
ただ、、
やっぱり長い。笑
というよりも、「ここにウッドデッキがあります!おしまい!」といった雰囲気で他に繋がりにくいです。
長方形が目立ちすぎていますね。
家側にもう少し凹凸があればウッドデッキの長方形も生きてきますが、家とデッキがシンプルな形同士だとデザイン性に欠けてしまいます。
もう少しデッキにデザインを加えたい…!!!
そこで。
4、長方形を崩してみた パターン①
いかがでしょう。
長方形を少し崩しただけですが、何だか面白みが生まれてきましたね!
庭の他のエリアにも繋がりそうな雰囲気です!
面白そうなので幾つかこのデザインでパターンを変えてみましょう^^
ますは、ここにシンボルツリーを入れてみると…
いかがでしょう。
デッキ沿いに植えることで室内からぐっと緑が近くなりました。
次にコの字型のステップを階段兼ベンチと仮定してBBQエリアを近くに持ってきてみると…
何だかぐっと庭らしくなってきました!
大きめの乱形石を幾つかポイントとしておくと、足元も良くなる上全体にリズムも生まれ良い雰囲気です。
ちなみにBBQの時でもお隣からの視界を気にせず楽しめるようにと高めのフェンスを入れています。
このように高めの目隠しフェンスを入れることで、プライベート感を保ちながら寛ぐことが出来ますよ♪♪
さて次は、忙しくて中々植物の手入れは難しい。
でも庭ではゆっくりリラックスしたい、そんな方へのプランです。
植物をシンボルツリー1本に絞り、代わりにパーゴラを設置してみました。
日よけのオーニングを設置することも出来るので、夏場は日差しをカットし、冬にはオーニングを閉じ光を入れて…と使い分けることも出来ますよ^^
今までもシンボルツリーで高さはありましたが、このようにパーゴラのような構造物で高さを作ると全体に締まって見えますね!
シンボルツリーもより引き立ちます^^
最後は芝の面積を減らし、さらにデッキ下にテラスを設置したパターン。
いかがでしょう。
より高級感が増し、リゾートの雰囲気がアップしました!
ハード面が増えると、その場所に関しては雑草の心配が永久にゼロになるのも嬉しいですね!
ちなみに実際の施工例ではこのような雰囲気になります。
選ぶタイルや石の色で雰囲気はモダンにもナチュラルにも可愛くもガラッと変わりますよ!
ちなみに海外では、このようにウッドデッキやテラスを組み合わせてアウトドアリビングを作るのが人気。
スタイリッシュなものに人気があるので、こうした直線を生かしたデザインが人気なのですね^^
高級感もあり、とてもおしゃれですね!
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こうしてみてみると、海外ではきちんとデッキがデザインの一部として成り立っていることが分かりますね!
『全体の調和』がしっかりあります!
4、長方形を崩してみた パターン②
では最後になりますが、長方形を崩してみた別のパターンをご紹介します。
今度は台形に長方形をくっ付けた形です。
先ほどは階段を右側につけていましたが、今度は左側にありますね。
なぜこの形にしたのかというと・・・
このように植物を配置したかったから。
特に右側のデッキがへこんでいるところ。
ここに植物を列植し雑木風に仕上げています。
この右側のデッキは奥行きが1mほど。
つまり、家から植物までの距離も約1m。
あえてこの近いところに植物を配置することにより・・・
緑を近くに感じることが出来、なんともリラックス出来るエリアの出来上がり^^♪
もちろん室内からも緑をそばで感じることが出来るので、癒し効果抜群です。
このように、ウッドデッキをエクステリア単体として考えるのではなく、
他のものとどう組み合わせるか。
どのように使える空間にするか。
他のエリアとの繋がりをどのように生み出すか。
を考えることは必須条件です!
今回はあくまでも一例ですので、
自分の庭はどんな雰囲気になるのか見て欲しい!
デザインしてほしい!
という方はお問合せ下さいね^^
初回デザイン無料で行っていますのでお気軽にどうぞ♪
以上、ウッドデッキのデザイン例のお話でした。