まだまだ続くバラ祭り!2,500株からお気に入りを見つけよう♪
さて昨日に引き続き今日もグリーンパークのバラ祭りの模様をお届けします^^
バラを庭に植えたいけどどれが良いのか分からない・・・
本で見てみても沢山ありすぎて分からない・・・
そういった方は是非一度足を運んでみて、たくさんある品種の中から自分のお気に入りを選んでみてくださいね♪
これだけのバラが一度に見れる場所は中々ないですよ~!
おすすめつるバラ ロココ
さて、それでは次、“ロココ”です。
アプリコットとも白ともピンクともいえる優しい色味。
花びらの外側が柔らかくウエーブしており、なんとも優雅な表情です。
ロココとはマリーアントワネットの時代にフランスで流行った装飾様式のことですが、当時の面影を表現するかのようなこの姿。
はあ~と思わずため息が出てきそうな美しさです。
大輪なので壁一面に伸びるその姿は堂々たるもの!
うっかりロココだけの全体写真撮り忘れてしまいましたが、頭の中にバラを持ったマリーアントワネットの姿が浮かんだ私なのでした。
(ちなみに作出は1987年なので当時にはありませんが^^;)
おすすめつるバラ ポールズヒマラヤンムスク
さて次はご存知“ポールズヒマラヤンムスク”です。
こちらのバラも超有名品種!
ランブラー系ならではの樹勢の強さと多花性で、咲いたときには一面が花一色!
サクラの様と表現されたりもする人気のある品種です^^
ただ、鋭いトゲに暴れまわるシュート、年々大きくなるその姿は中々一般家庭ではチャレンジしにくい^^;
このように公園で管理されているのを見るのがある意味一番な品種です。笑
ただお花は本当に可愛くてその咲きそろった姿はこの上なく魅力的。
これを見るたびに私も欲しい・・・いやでも植えるところが・・・
でも可愛い・・・欲しいな・・・
いやまてよ・・・シュート管理が大変だし・・・
と頭の中で悶々と一人押し問答を繰り返してしまいます。笑
優しいピンク色。
何とも言えない可愛さです。
こちらではサハラ’98の鮮やかな色とも組み合わせていましたよ^^
なんとも印象的な雰囲気でした。
おすすめバラ 原種たち
さて次は個別の品種というよりも私の趣味で^^;
実は私、バラの中では原種系が大好きなのです。
原種系は好き嫌いがあるので、あまり好きじゃないなあ~という方も多いのですが、
原種系のもつ素朴さ、ワイルドさ、そして葉っぱのマット感。
どれもとても好みで・・・
強健さはもちろん、その育てやすさもとても大好き。(根が面倒くさがりなので・・・)
そんな原種のバラたち、グリーンパークでも幾つか見つけてきたので少しご紹介させてくださいね^^
原種バラってどんなバラのこと??
まず、そもそも原種バラとは何か、からお話ししたいと思います^^
今世界中に数あるバラ、一説には10万を超えると言われていますが、これは全て作出家の方やメーカーの並々ならぬ努力の賜物です。
つまりは品種改良ですね。
バラとバラを組み合わせて数多くのバラを世に生み出しているのです。
ではその元って・・・?
実は、それが原種のバラなのです。
バラの歴史は古く、最も古い文献では古代バビロニアのギルガメシュ叙事詩にバラの記載があります。
それ以降でも、古代ローマや古代エジプトでもバラは人々から愛され、クレオパトラや暴君ネロもバラ愛好家として知られています。
ではそのころに使われいていたバラって・・・?
これが原種系、そしてオールドローズと呼ばれるバラたちなのです^^
今私たちが目にしている多くはモダンローズ、つまりは1800年以降に生み出されたバラたちなんですね。
そしてこの原種バラ、実は面白いことに10種程度しか存在していません。
(厳密にはもっとありますが、園芸種の元となったもの、といった意味では)
何万種もあるバラたちの親がたったこれだけなんて!
面白いですね~^^
原種のバラたちにはオールドローズやモダンローズのような華やかさはありません。
多くが一重咲きですし、バラの特徴ともいえる優雅さもありません。
ただ、原種がもつシンプルさ。
私が目指している宿根草の庭にも合いますし、手間のかからないローメンテナンスの庭にもピッタリです。
秋には可愛いローズヒップも楽しめます^^
実はアウクバのモデルガーデンにも沢山の原種を植えているのですが、まだまだ小さく^^;
早く頭の中にある景色が広がらないかな~と原種たちの成長を心待ちにしています。
グリーンパークの原種バラたち
話は長くなりましたが、グリーンパークで見たそんな原種タイプのバラたち、幾つか写真でご紹介しますね^^
」
グリーンパークでは原種バラを他のバラに組み合わせて華やかな雰囲気を作っていましたよ!
そしてアップしているときに思ったほど撮っていないことに気づいてしまいました^^;
なんのこっちゃ。。
またリベンジしてきますね!
おすすめバラ ピンクラメッシュとバレリーナ
さて最後は“ピンクラメッシュ”と”バレリーナ”です。
ピンクラメッシュはポリアンサ系統に分類され、小輪の房咲きでコロンコロンとした可愛い咲き方をします^^
ミニバラと分類されることもあるので、地植えのスペースがない場合鉢などでも可愛いですね♪
そしてバレリーナ。
こちらは人気品種なのであちこちで見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
結実しやすいのでローズヒップも沢山ついて二度おいしい品種ですね^^
一般的にはつるバラのように伸ばして誘引しているスタイルをよく見ますが、こちらでは短く切り詰めて生垣風にしていました!
こんなに短く切り込んでもしっかり開花するのですね^^
個人的には、グリーンパークの斜面を利用したバラの生垣、これが一番の見どころだと思っています!
バラを生垣風にこんもりする姿、目指せ!アウクバモデルガーデンでも!です。笑
バラをバラとして植えるのではなく、低木風に植える姿が大好きです。
こうすることで他の樹木や宿根、低木ともよくマッチしますしね^^
今回のグリーンパーク・バラ巡り。
つるバラ系はまだまだ咲いていないものも沢山有ったので来週か再来週あたりまた行きたいと思います^^
それまでに週末の雨で花が落ちないと良いなあ~。。
また機会があればご紹介しますね^^