お部屋の延長として!おしゃれなウッドデッキで快適なガーデニングライフを♪
今ではすっかり定番のエクステリアとして認知されたウッドデッキ。
「休日に外でご飯を食べたい」
「天気の良い日にのんびり寛ぎたい」
「子供をのびのび遊ばせたい」
「外で気持ちよく夕涼みしたい」
など、様々な目的をもってご依頼されることが多いです。
今回はそんなウッドデッキについて、実際の事例や海外の事例を合わせながらお話していきたいと思います^^
家と庭をつなぐ!生活にあった快適なウッドデッキのデザインとは
1、ウッドデッキの大きさについて
私たちが考える理想のウッドデッキの大きさ。
それは、「なるべく大きめ」です。
もちろん、これは理想とするウッドデッキの使い方によっても変わってはきますが、まだ何をするかは分からないけど、とりあえずウッドデッキを作りたい、という場合には大きめが何かと便利です。
その理由として、
①庭の土面が少なくなる
②後々出来ることの可能性が増える
の2点が挙げられると思います。
まず、1点目。
庭の土面が少なることについて。
これは、植物が大好き!植物を沢山育てたい!という方には当てはまらないのですが、
なるべく庭をローメンテナンスで保ちたい
庭の手入れの時間をなるべくかけたくない
という方には、土の面積をなるべく小さくする、ということが大事なポイントとなってきます。
土があると雑草が生えてきます。
そのため、それを抑制するために植物などを植えます。
ただ、この植物。
アウクバがご提案するものは全てここ福岡の気候にあったものでローメンテナンスにすむものを選んでいますが、そうはいっても生き物。
水やり、剪定、刈り込みなどのお手入れは必然的に発生します。
そのため、ローメンテナンスで手間をなるべく少なく、という場合には土面を少なくしてお手入れの手間を省くことが大事なのです。
こういった点から大きな面積をカバーするウッドデッキは、土の面積を減らし庭をローメンテナンスに保つ、という点からも有効なのですね^^
土があると雑草が生えてきます…
次に2点目の理由。
後々出来ることの可能性が増える、という点についてお話しします。
まず定番のウッドデッキの使い方としては…
- ダイニングセットを置く
- ベッドを置く
- ピクニックシートを広げる
といったことが挙げられると思います。
最近ではハンモックを置く、という使われ方も人気ですね^^
https://www.amazon.co.jp/dp/B01D7W2ILQ?tag=mybest_presses_376-22
さて、ではこういったものを置こうと思うとどれくらいのスペースが必要なのでしょうか?
まずはダイニングセット。
耐久性が高い天然木のチークとステンレスの組み合わせのこのセット。
値段は高いですが、一生ものとして使える代物です!
http://www.chinigenba.club/wakuiki/10000063.html
こちらのテーブルのサイズは幅1505×奥行き900。
これに椅子を合わせ、周囲を歩けるスペースを作るとなると、最低でも3m×2.5mは必要となります。
次にもう少し小さめのこちらのセット。
http://www.fukusyou.jp/SHOP/SSN-T01.html
こちらも耐久性が高いスチール製。
パラソルを設置する穴もあり、使い勝手も抜群です。
4人でご飯を食べるとなると小さいですが、ちょっとしたお菓子やお茶を飲むのには十分なサイズですね。
そんなこちらのテーブル。
寸法で900角の正方形。
設置するエリアの最小寸法としては2m×2mといったところでしょうか。
ただあくまでも最小なので、実際2m×2mのデッキに置くとかなり窮屈に感じると思います。
如何でしょうか。
つまりは、こうしたダイニングセットを置こうと思うと、余裕を持ったスペースが必要となるのです!
今は要らない、と思っても後々自分の好みや生活スタイルがどのように変化するかは分かりません。
縁側風に腰かけて楽しみたい、ということであれば小さめの方がイメージに近いと思いますが、そうでないならば出来るだけ大きめ!が理想です。
日本に昔からある縁側。いうならば日本版ウッドデッキ。これはこれで何とも良い雰囲気で素敵です^^
2、ウッドデッキのデザインについて
次にウッドデッキのデザインについて見ていきましょう。
私たちはデザインする際、なるべく形をこだわるようにしています。
ただの長方形ではなく、台形にしたり、コの字型にしたりとその庭の形状に合わせ工夫しています。
というのも、ウッドデッキを取り入れる際に大事なことは、ウッドデッキを単体として考えるのではなく、周囲との組み合わせにより庭全体に調和するように馴染ませることが必要不可欠だからです。
そう、調和です!!!
よくあるのが、小さめの長方形のウッドデッキをとりあえず掃き出し窓にちょこんと付けたような施工例。
https://www.ex-shop.net/index.php?action=public_item_wd_estimate_input&item_id=7625
長方形の分施工手間も省かれ、安く工事は出来るのでしょうが、少し残念な気もします。
ウッドデッキを取り付けたものの、実際あまり使わない…というのは、こうした中途半端なサイズで、全体のバランスを考えずに作ってしまった例が多いと思います。
批判するのは申し訳ないですが、設計を伴わない格安のエクステリアショップに頼むとこうしたデザイン性のないものになってしまいがちです…
(もちろんそうでない所も沢山あると思いますが)
せっかく高いお金を作って取り付けるウッドデッキ。
どうせならしっかりヘビーユーズするくらい使い込みたいものですよね!
今ではDIYでウッドデッキを作ることも可能ですが、全体の調和を考えるとまとめてプロに任せるのがお勧めです!
こちらのウッドデッキのデザインに関しては、また別ブログで詳しくご説明したいと思います。
3、ウッドデッキの素材に関して
最後に素材についてです。
一般的にウッドデッキの素材として使われているのは天然木と人工木材の2つです。
人工木材は樹脂に木粉を混ぜ込み作り出したもの。
このように内部が空洞になっているものが一般的です。
http://www.ne-world.jp/zinkouboku/construct.html
この人工木材と天然木、メリットデメリットを比べてみると…
(天然木は杉などのソフトウッドと、レッドシダー・ウリンといったハードウッドがあります。耐久性が高く、アウクバでの工事はもちろん一般的にデッキ材として用いられるのはハードウッドのため、今回はソフトウッドとの比較は省いています。)
素材 | メリット | デメリット |
天然木材 |
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人工木材 |
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それぞれのメリット・デメリットを比べてみるとこのようになります。
ちなみに、よく天然木で腐りやすい、害虫が発生する、と書いてあるサイトがありますが、きちんとハードウッドを使い、デッキ下をコンクリートで舗装した場合、よっぽど日陰で一日中日が当たらないといった特異な環境でない限り腐る可能性はかなり少ないです。
コンクリートをデッキ下に舗装するのは、地面からの湿気をデッキまで伝えないため。
金額としてはもちろん高くなりますが、これをしないとデッキの寿命は半分以下になります。
アウクバの工事はもちろんデッキ下をきちんとコンクリートで覆い、さらにそのコンクリートが見えないように木を側面にも張って美観に配慮していますよ。
私たちの考え方としては、数年に一度の塗装手間が面倒、となれば人工木。
人工木にこだわりが無いのであれば、やはり天然木をお勧めします。
やはり本物の木を使った天然木は、仕上がりの美しさが数倍キレイ。
写真では分かりにくいですが、実物を見ると、やっぱり本物が綺麗だなあ、と感じます。
ちなみに色あせにかんしても、樹脂は日光で白っぽくなりやすいもの。
その点では人工も全く変化しないよ!ということではありません。
よく言われるのが、人工木は作った時がピークの美しさであとは下り坂。
天然木は、作った時もきれいだけど、何回か塗装を繰り返して味が出てきた雰囲気も良い、ということ。
やはりメンテナンスは手間ではありますが、お庭は作った時がピークではなく、数年かけて作り上げていくもの、というのが私たちアウクバガーデンのモットー。
そう思うと、私たちが何故いつも天然木を使っているのかが伝わるかなあと思います^^
以上、ウッドデッキのお話でした。