理想の家づくりと外構の関係とは?快適な生活を手に入れるために必要なこと3つ
憧れのマイホーム。
あれもしたい!これもしたい!と夢が広がりますね!
しかし、現在の法律上敷地いっぱいに建物を建てることは出来ないので、必ず建物以外の場所=エクステリアが生まれます。
そこに駐車場だったり玄関アプローチ、庭を設置していく・・・それがその建物の外構部分となります。
そんな建物とエクステリア(外構)との関係で一番多いパターン。
それは、建物の計画が優先され、その完成後に「外構どうしよう・・・」となる例です。
建物に合わせてエクステリアを作れるから良いのでは??となりそうですが、それはあくまでも素材や色の話。
後々しまった・・・と取り返しのつかないことになる前に、理想の家づくりのために必要なことについてお話しします。
① 外構部分を建物の計画の段階から具体的に一緒に考える
本当の意味での良い外構、良い庭は、建物の設計の段階からしっかりと考えることが必須です。
外構と建物は別々のようでリンクしているところが非常にたくさんあります。
例えば、駐車場。
あと10センチ家の位置をずらしておけばもっと楽に使えたのに。
基礎部分。
建物を深基礎にしておくともっとシャープに見えて変な土留めブロックを設置せずに済んだのに。
窓。
ここに窓があったらお庭が綺麗に見えたのに。
ここに窓が無かったら目隠し塀が要らなかったのに。
エアコン室外機。
庭の見せ場のここに降ろさなくても良かったのに。。
玄関アプローチ。
玄関をこっちに作るともっとスムーズで綺麗なアプローチが設置できたのに。
よくあるパターンで水道や外部電源。
ここに建築の方で出しておいてくれると費用をぐっと抑えられたのに。
などなど。。
出していくとキリがないかもしれません。
ただ、これらの問題は全て外構を設計段階でしっかりと考えておくと解決することなのです!
図面があがり、建築が始まったあとで外構の問題点に気づいた!となっても後の祭。
余計な工事が必要になるだけでなく、その後の生活が不便になったり、さらには見た目がイマイチなことになってしまったりと、悔やんでも悔やみきれないことになってしまいます。
そのため、建築の計画段階から外構部分も視野に入れ、自分にあった外構業者を探し、設計途中の図面を一緒に見ながら具体的に外構プランを立てることが不可欠となります!
実際私たちのお客様でも、住宅の設計段階から関わらさせて頂いたお客様の方が後々の満足度が高いような気がします^^
② 外構用として、しっかり予算を残しておく
次のポイントは、避けては通れない外構費用。
これぐらいで終わると思ったのに、実際はその倍かかった!
予算内でおさえようとしたらやりたい事がほとんど出来なかった!
など、外構費用に関する問題は深刻です。
その要因として多いパターンはやっぱりコレ。
建築で残った資金で外構や庭を作ろうとした。
これに尽きます。
外構は思ったよりも高い買い物です。
しかも、建物の良し悪しを決めるとても大事な部分です。
家が豪華でも、外構費用をケチってしまうと不思議と住宅の方も安っぽく見られてしまいます。
ということは逆もまた然り。
立派な家、素敵な家を作りたい、と思えばその家に合ったしっかりとした外構を作ることが必須なのです!
ちなみに外構費用の目安ですが、だいたい建物の建築費の1割程度と言われています。
ただこれはあくまでも標準的な範囲。
建築費と同じで、こだわればこだわるほど金額は高くなっていきます。
ちなみに、
あれをしたい!これをしたい!というこだわり派の方。
敷地が広い方。
道路面から玄関までの高低差が大きいなど、特色のある土地の方。
などは外構費用は目安の1割よりも高くなることも十分ありえます。
そのため、目安は1割、出来れば2割近くの予算を外構費用として別途用意しておくと、自分の理想の外構=家づくりが出来ますよ^^
ただ、もちろんこれだけしかないけど・・・と予算の限られた方でも諦めないでください!
さすがにやりたいこと全て、となると難しいかもしれませんが、プランによっては理想のものに近づけることも十分可能ですので、無理かな、、と思わずにご相談くださいね^^
③ やりたいことを思いつくだけリストアップする
最後に大事なこと。
それは、自分の中でイメージをしっかり持つということです。
キッチンがあって、寝室があって、お風呂があって、玄関があって、リビングがあって・・・と住宅の場合は必要な要素はある程度決まっています。
その一方、外構、つまりエクステリアは必要な要素が住宅に比べ絶対的に少ない。
駐車場はいるにしても・・・
門扉っている??
門柱いるかな?
ウッドデッキ、必要??
物置・・・いるのかなあ??
など、あってもなくてもいいものが多いのが特徴なのです。
だからこそ、自分の中でしっかりとイメージを膨らますことが必須!
やりたいことは何なのか。
自分の好きなことは何なのか。
何が嫌いなのか。
これを思いつく限りリストアップすることが理想の外構に近づけるために大事なことになります。
私たちは初回打ち合わせの時お客様と沢山お話をするようにしています。
外構の話はもちろん、その方の好みだったり、生活スタイルや人生プランだったり。
何気ない話ですら、その方の理想の外構スタイルを想像するのに役立てたりします。
イメージング。
簡単なことでもなんでも、とりあえず考えてみる!ということが大事です^^