こんにちは!
今日は外構やガーデンデザインのお話から少し離れて身近な話題から^^
先日福岡地方も梅雨入りが発表されましたね!
平年より8日早く、更には昨年に比べるとなんと23日も早い梅雨入り。
5月の梅雨入りは、2013年以来、5年ぶりだそうです。
梅雨、今年もやってましたね。
しかも大分早く。
水やりからは解放されほっとするものの、子供たちが保育園から持って帰ってくる大量のお洗濯はたまる一方でこちらはウンザリ。。
湿気もすごいので室内干しもなかなか乾かず。。
うーん、困ったものです。。
さてそんな梅雨ですが、先日面白い話を耳にしました!
なんと、栗の花が落ちた2日後ごろに梅雨入りすることが多いそうです^^
栗の花が落ちることは『栗花落(ついる)』と呼ばれ、梅雨入りのころに栗の花が落ちることを言い当てた当て字だそうです。
梅雨は梅の雨とかきますが、一説ではこの『つゆ』の読み方はこの『栗花落』からきているんだとか。
日本の季節を表す言葉って面白いですね^^
ちなみに、この『栗花落』と同様梅雨入りのころを表す表現として使われるのが『入梅』。
これは雑節のひとつのようで、毎年あらかじめ暦上決められているそうです。
梅雨に入っていてもいなくても、暦上はこの日!というのがあるのですね^^
ちなみに2018年の入梅は6月11日だそうです。
さて、そういった雑学を知ると真実かどうか見てみたい!
近所に栗の木があるので仕事帰りに見てきました。
栗の花、皆さんはどんなのかご存知ですか??
このびろびろ~んと長いやつです!
一度見ると忘れられない個性的な形をしていますね!
そしてじーっと地面を見てみると・・・
落ちています!!!!
これがいつごろに落ちたのかは不明ですが、しっかりと栗の花が地面に!
もしかしたら今朝の大雨で落ちたのかもしれませんが・・・^^;
ただ、栗の花が落ちると梅雨入りする説、アウクバ近所からの実証データーからは事実でした!!!^^
梅雨時期のお庭の管理とは??水やりは必要??
ちなみに梅雨のお話になったので大切な梅雨時期のお庭、植物メンテナンスについて少し^^
外構工事が終わったあと、いつも「1年目はしっかり水やりをしてくださいね!」というお話をさせて頂きます。
植栽工事は植物たちにとっては手術を終えたようなもの。
大きな樹木なんかは根っこを切られた状態で運ばれてくるので、いつものようにお水を吸い上げる力が無くなっているのです。。
そのため、根っこがしっかり土に張り巡らされるまでは水切れしやすい!
特に夏場はちょっとくらい大丈夫かな~♪と思っていると、あっという間に水切れで枯れてしまった、、、なんてこともあります。。
その後復活したとしても、元の状態に戻るまでの時間と手間は通常よりもずっとかかってしまい、、
植物にとっても、施主様にとっても、そして工事をした私たちにとっても悲しいことになってしまいます。。
ただこの夏場の水やり、朝晩と大変なのですが、逆にとらえると実は簡単。
水をやりさえすれば失敗することがないのですから!!!
そして実は一番難しいのが今、梅雨時期の管理なんです。。
この時期、毎日毎日しとしとしと雨が降り、厄介な水やりからは解放!
やったー!!!!
となるのですが、お庭で育てている園芸植物、実は長雨が苦手なものが沢山。。
基本的に梅雨のないヨーロッパ、とくに地中海エリア原産の植物たちは、日本の梅雨の長雨で傷んでしまったり、最悪枯れてしまうこともあるのです。。
雨が苦手な植物とは??
まずは多肉植物。
これは葉っぱの中に水分をため込むので乾燥には強い反面、濡れてしまうとそこから腐ってしまう性質もあります。
多肉を庭で楽しみたい場合は長雨時にはビニールシートをかぶせたり、事前に土を水はけの良いものに改良しておくなどしておくと良いですね!
続いてハーブ類。
こちらも地中海原産のものが多いので、長雨と過湿を嫌いものが多いです。
ローズマリーやラベンダー、ナスタチウムにタイムなどなど。。
ハーブを強く育てるコツの一つとしても、水はけが重要ですからね!
水管理は大切です。
そして最近アウクバでも積極的に取り入れているオーストラリア原産種。
よく植栽で取り入れるウエストリンギアから、フランネルフラワー、ユーカリ、アカシア、グレヴィレア、そして大大大好きバンクシアなど。
みんな揃いもそろって長雨からの過湿が苦手です。。
特にバンクシアは生産者さんから高植えしてくれ!でないと枯れる!!と言われるほどです^^;
フランネルフラワーも春先に苗が沢山出回りますが、梅雨の長雨にあてて枯らしてしまった!というお話もよく聞きますね。。
うーん、、梅雨の水やり、、難しい。。
雨からの湿気に加え暑さもありますもんね。
高温多湿。
日本のガーデニングでは避けて通れないこのワードをどうクリアするかがポイントですね。。
梅雨の水管理を楽にするための対策は?
そんな梅雨の過湿によるダメージを楽にするための一番の方法は、
『風通しをよくする』
これに尽きます!
つまりは葉っぱが茂りすぎたところがあれば、梅雨前に切り戻したり、間引いたりして風が通り抜けるスペースを作ってあげましょう♪ということです。
これはつまりは同じく梅雨時期に発生しやすい病気予防にもつながります。
病気予防としては、地面にマルチングをするのも雨での泥はねを防いでくれ有効です^^
そしてあとは水やりの頻度。
指を第二関節くらいまでいれてみて、湿っているかどうか。
これで判断です!
土が湿っているようでも乾いていることもあり、逆もまた然り。
指を入れ土の状態を見てから水やり。
切り戻して風通し良く管理。
この2つこそが梅雨時期のお庭管理を乗り切る大事なポイントですよ!!!